読み方:こーるしじょう
コール市場とは、主に金融機関同士が短期間の資金を貸し借りする短期金融市場のことです。
コール市場の取引期間は、翌日物や当日物といった1日から数日程度の非常に短いものが主流であり、金融機関の日々の資金繰りや、日本銀行の金融政策の運営に活用されます。
一方で、数週間から数ヶ月程度の期日物(ターム物)も存在し、比較的長い期間の資金調整にも利用されています。
取引形態は、担保の有無によって「無担保コール」と「有担保コール」があり、日銀の金融政策運営とも深く関係しています。金利水準の指標としても重要です。