答え
- C移動平均線で反発して
上昇しました
上昇トレンド中の移動平均線への接近は、押し目買いポイントのひとつです。移動平均線だけを見ると、どのチャートも一見上昇トレンドのように見えますが、直近のローソクの長さや位置、最新(一番右の)の移動平均線の向きなども合わせて読み取ると、トレンドの強さや反発の可能性が高いタイミングが見えてきます。
【虎の巻アドバイス】
移動平均線はテクニカル分析の基本。
しっかり学び、トレードの参考に。
次回、虎の巻更新をお楽しみに!
本記事は2016年9月1日に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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解説
移動平均線の向きを確認することで、
トレンドの傾向を把握する。
移動平均線には、大きく4つの役割があります。相場の流れ(トレンド)を確認する。一時的な行き過ぎを確認する。エントリータイミングを確認する。決済のタイミングを確認する。今回の問題では、トレンドの向きとともに、エントリータイミングを見つけることができます。下の図をみてみましょう。まず、丸印の位置の移動平均線は上向きです。これは現在上昇トレンドの傾向があることを示しています。
上昇トレンドでの移動平均線への接近時は
「押し目買い」エントリーのチャンス。
丸印の位置で、価格が移動平均線に近づいています。このまま移動平均線を割り込む可能性も考えられますが、移動平均線が上向きなので、反発する可能性も十分に高いと考えられます。このポイントは「押し目買い」と呼ばれるトレード手法でのエントリーチャンス。押し目とは、上昇途中にある価格が一時的に下げ止まるポイントを指します。逆に売る場合は、「戻り売り」といって、これは下降トレンド時、一時的に上げ止まるポインドで売る手法です。この手法は初心者からトレーダー上級者まで、幅広く使われるトレード法です。
この押し目買い・戻り売りには、様々なエントリーポイントがあり、例えば移動平均線を割り込んだ場合でも押し目のポイントとして捉えられるケースもあります。状況によって様々な判断軸がありますので、動画セミナーやデモトレードなどを通しての学習をお勧めします。