予想して、解説を聞いて、身につける。
初心者の方はもちろん、 FXを深く学びたいすべての方へ。

外貨ex虎の巻では、実際のチャートをもとに
トレード予測をクイズ形式で出題。
楽しみながらFXへの理解を深めていきましょう。

虎の巻10 「2016年を振り返る」

FXでは想定外の「まさか」の出来事が相場を大きく動かす要因となります。2016年のはじまりの価格以後、相場がどう動いたのかを振返り、どのような出来事がなぜ市場に大きなインパクトを与えたかを見てみましょう。

Q2016年もFX市場ではさまざまな大きな動きが見られました。2016年の幕開けとなる1月6日の東京市場での米ドル/円相場はいくらでスタートしたでしょうか。

答え

  • A119円台

2015年12月31日の120円台より米ドル安円高となる始値でした。
BはイギリスのEU離脱を決めた国民投票直後の6月24日の価格で、約2年7カ月ぶりの安値を記録しました。Cですが、まだここまでの米ドル高円安にはなっていません。

解説

2016年は相場が大きな動きをみせた「まさか」の出来事が二回ありました。

イギリスのEU離脱

一つ目の「まさか」の出来事がイギリスのEU離脱を決めた国民投票です。2016年6月23日の投票結果が離脱派の勝利となり、世界中が「まさか」の反応を起こして金融市場が激動しました。ロンドンが欧州金融市場の中心であることから、市場ではEU離脱による英ポンド売り一色となりました。FX市場でも、英ポンド/円は急落し、ユーロも3年半ぶりの安値となり、米ドルも暴落しました。この件でBrexit(ブレグジット)というBritain(イギリス)とExit(退出)を合成した造語が生まれました。

米大統領選挙

二つ目の「まさか」の出来事がトランプ次期米大統領の誕生です。投票日当日までヒラリー氏優勢の見方が強かったため、「まさか」の展開となり、米ドル/円は乱高下を記録しました。

2017年もまた「まさか」が起きるのでしょうか。

他のトレーダーの回答をみてみよう

【虎の巻アドバイス】

何が起きるかわからないのが金融市場です。「まさか」の出来事で資産を失わないように、何か大きな変化がありそうな場合は、注意深く市場を分析することと、慎重に取引をすることが肝要です。

次回、虎の巻更新をお楽しみに!

本記事は2017年1月10日に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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