予想して、解説を聞いて、身につける。
初心者の方はもちろん、 FXを深く学びたいすべての方へ。

外貨ex虎の巻では、実際のチャートをもとに
トレード予測をクイズ形式で出題。
楽しみながらFXへの理解を深めていきましょう。

虎の巻7 「レバレッジの上手な使い方」

今回はFXの基本問題です

レバレッジとは「テコの原理」のことで、「小さな金額でより大きな金額を動かせること」を意味します。FX取引ではレバレッジを使うことで、効率的に資金を運用できます。投資家が効率良く複数の倍率を選べることもレバレッジの特徴の一つです。

Q日本で個人投資家が利用できるレバレッジの最大倍率は、以下の A-Cのうちどの倍率でしょうか。

答え

  • B25倍

日本では、金融庁により個人投資家が利用できるレバレッジの最大倍率が25倍と定められています。

解説

海外ではレバレッジの最大倍率が数百倍まで認められている国もあります。
日本では個人の資産を守ることを目的に、最大倍率が25倍までと定められています。

FX取引ではレバレッジを上手に使うことで、効率的に資金を運用することが可能です。一方で、ぎりぎりの取引資金で大きなレバレッジを効かせた取引は大きなリスクを伴います。例えば、1万米ドルを購入する場合、必要な資金は「1万米ドル×為替レート」です。1米ドル=100円の場合、1万米ドルを取引するには、1万米ドル×100円=100万円の資金が必要です。しかし、レバレッジを25倍に設定した場合、100万円の4%である4万円を取引証拠金として預けることで、1万米ドルを運用することが可能です。ただし、レバレッジを高く設定した運用は、相場変動の影響が大きくなり、リスクが高まる点に注意が必要です。

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かつては、日本においても最大倍率が現行以上のレバレッジが存在していましたが、2011年8月に、金融庁が投資家の資産を守る観点から最大倍率を25倍に定めました。それからは高い倍率のレバレッジを求めて、海外のFX事業者と取引する投資家も増えました。しかし、海外のFX事業者や無申請事業者との取引では、万一トラブルが発生した場合でも保護されないリスクがあります。 日本では、FX事業者の自己資本比率向上のための規制やサポート体制の充実など、投資家を守るためのさまざまなセーフガードが金融庁により定められています。そして、FX事業者が大きなリスクを伴う取引への注意喚起などを実行し、投資家の保護に努めています。

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【虎の巻アドバイス】

レバレッジの倍率が高いほど、相場の変動による追証やロスカットのリスクが高くなります。リスクを抑えるためには証拠金額に余裕を持たせた取引をしましょう。それがレバレッジの上手な使い方の一つです。

次回、虎の巻更新をお楽しみに!

本記事は2016年12月8日に掲載されたもので、情報提供のみを目的としております。
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