相場概況
昨日の「米ドル/円」は、135.43円で始まると、東京時間、日経平均や原油価格の上昇を受け一時135.59円まで上昇。その後、仲値では本邦輸出企業の実需売りや時間外の米10年債利回りが低下し、「米ドル/円」は135.11円まで下押し。ロンドン時間、対資源国通貨に対しドルが売られる場面もあったが、欧州株の上昇でリスク・オンの円売りが先行。NY時間、米10年債利回りの上昇を受け、「米ドル/円」は136.32円まで上昇。その後、6月米消費者信頼感指数・6月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想よりも弱い内容となると下押しする場面もあったが、下げは限定的で買いが入り136.38円まで上昇。
相場観
目新しい材料は無かった。燻っていた「米ドル/円」だがようやく136円台回復。期末の実需売りは気になるところだが、137円台に向かう確率が高いと思われる。フィボナッチエクスパンション(EXチャートだとフィボナッチターゲット)で上値拡張を計算してみると、136.70円突破後は、137.19円・138.18円あたりが上値の目標となりそうだ。