相場概況
昨日の「米ドル/円」は、135.15円で始まると、東京時間、本邦実需の売り観測や、時間外のNYダウ平均先物の下落・原油価格の下落などを受け134.51円まで下落。その後、NYダウ平均先物・原油価格が切り返すと、「米ドル/円」は134円台後半まで買い戻された。ロンドン時間、欧州株が堅調となり「米ドル/円」はジリ高。NY時間、欧州株の上昇で投資家のリスク志向が改善され、「米ドル/円」は135.55円まで上昇。その後、米長期金利の上下に反応するも、底堅く135.47円でクローズをむかえた。
相場観
期末に向けた実需の動きが発生しているが、上昇トレンドを変える程の動きではないようだ。日足一目均衡表だと、直近の安値である6月23日の134.25円以降、転換線にサポートされているように見える。「三役好転」(強い買いシグナル)状態継続中。新値を取りに行くのも時間の問題のような気がする。