相場概況
先週末の「米ドル/円」は、128.30円で始まると、東京時間、日経平均の上昇でクロス円が上昇、時間外の米10年債利回りの上昇などを受け129.35円まで上昇。その後は129円を挟む小動き。ロンドン時間、米10年債利回りが低下すると128.49円まで下押しとなるが、その後、米10年債利回りが上昇し始めると128円台後半まで買い戻された。NY時間、米10年債利回りの上昇や欧米株の上昇を受け、リスク回避の動きが後退し、「米ドル/円」は129.45円まで上昇。
相場観
新たな材料がない中、下げが一服。米長期金利の上下に反応。
日足一目均衡表で見ると、三役好転継続中。12日の下げが転換線を大きく割り込む形となったが基準線でサポート、先週末の買戻しで再び転換線レベルまで買い戻された。短期レベルではトレンドが出ていないが、日足レベルでは上昇トレンド継続とみていいのではないか。