相場概況
昨日の「米ドル/円」は、134.98円で始まると、東京時間、NYダウ平均先物の上昇を受け135.44円まで上昇となるが、その後、日経平均が軟調となると134.66円まで下押し。ロンドン時間、岸田首相から黒田日銀総裁との会談で急激な円安は憂慮すべきとの話があったとの発言が報じられると、134.53円まで下押しとなる場面があったが、その後は下げ渋りをみせた。NY時間、米国市場が祝日の振替休日で休場となったため、市場参加者が少ない中、買戻しが入り135.08円でクローズをむかえた。
相場観
米国市場が休場。そして今週は大きく注目されるイベントがないので、週明けとしてはスロースタート。
岸田首相や黒田総裁の円安牽制発言に対しての下げ具合も鈍いので、一旦上に挑戦となりそうだ。
テクニカル的大きな変化はなく、6月15日の高値135.58円を上抜けると136.41円・138.18円あたりが、フィボナッチリエクスパンション(フィボナッチターゲット)で計測できる。