相場概況
先週末の「米ドル/円」は、132.15円で始まると、東京時間、時間外の米10年債利回りの上昇や、前日のドル売りの買戻しなどで買いが優勢。日銀は金融政策決定会合で大規模金緩和政策の継続を決定。「米ドル/円」は一時134.64円まで上昇。ロンドン時間、日銀の金融政策修正期待の売り方による買戻しが先行。NY時間、米10年債利回りの上昇や日米金融政策差によるドル買いで、「米ドル/円」は135.42円まで上昇後、134.88円でクローズをむかえた。
相場観
日銀の金融政策にブレはなく、SNBのようなサプライズは起こらなかった。日米金利差拡大を考えると、この上昇も不自然ではない。テクニカル的には、6月16日の陰線を包むような陽線(抱き線)となっており、上昇反発の可能性が高い。6月15日の高値135.58円を突破すると、136円の大台も時間の問題か。